2010年9月11日土曜日

ペイオフ発動

やはり時代が来てしまったとしか言いようがない。
日本振興銀行破綻。
それに伴い、日本初のペイオフ制度の発令が見込まれている。
でも実際にこうなる事実は20年くらい前から囁かれていた。
まあ1000万までの預金者は救済される予定だが、1000万全額救済されるかはまだ分からないとの事。
97%の方が1000万円以内の預金者だが、3%の方はとんでもなくお金を失う事になる。
まあ日本人特有の自分は大丈夫とか思っていた方が犠牲者だ。
これからの時代は大手銀行も危なくなってくる。
良く調べなくてはいけないな。
さて銀行は騒がれていた、いずれ破綻する銀行があると。
でもペイオフ制度を導入されている業種で自分たちが気をつけなくてはならないものがまだある。
それは保険だ。
生命保険、殆どの方が加盟しているだろう、なんせ日本の生命保険加入率は92%以上なのだから。
この保険にもペイオフ制度が当てはまるのをご存じだろうか?
まあ生命保険は大丈夫などと思っている方の為に話しますが、生命保険は決して貯金ではない。
良く説明でセールスレディーが「貯金みたいなものですよ」などといい加減な事を言って勧誘しているのをみかけるが、この説明は詐欺みたいなもの。
皆さんからお預かりした保険料金はどうなってるのか?
使い道は、一つは保険会社の運営維持費。
要するに人件費とか建物などの維持費にも使われる。
これは当たり前のことだが、もう一つは投資に使われている事が殆どだ。
外貨預金積立や国債、株、為替などなど。
当然お金を増やさなければ金利も付かないし、お預かりした保険料は維持費で消えてしまう。
しかし、この時代に投資で稼ぎを得ている生命保険会社はほぼ皆無。
でも怖いのは今この時代に突入した事なのだ。
先ほども書いたが保険加入率92%以上。
その中でも団塊の世代が多い。
例えば、保険満期で平均500万の払い戻しだとしよう。
いったい何人の方が加入しているのか?
例えばこんなに少なくは無いのだが、50万人の方が満期を向えたとする、こうなると、払い戻し金額は2兆5千億円こんなに現金を持っている保険会社があると思いますか?
だからペイオフ制度が出来てるんです。
要するに、ペイオフ制度が何故出来たのか?
これは先々必ず銀行や保険会社が破綻するという試算を政府がしていて分かっていたことだからですよね。
しかも、ニュースをみている方はご存じと思うが、必ず1000万の保証ではなく、その会社の資産状況などに合わせた保証とニュースでも言っている通りなのだから不透明で物凄く怖い。
本当に自己責任の時代なんだと痛感させられる。
自分たちも損をしないように、色々調べていくべきだと私は思った。

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