2010年9月23日木曜日

昔の仲間

昨日、10年振りに昔の仲間に会った。
久しぶりに会ったその人は、少しだけ変わっていた。
どこが変わっていたのかと言うと、難病にかかっていた。
昔は豪快に笑って元気が売りだった人が泣き上戸になっていてビックリした。
やはり病気が人の心を弱くするんだよなって思った。
その方の話によると一年位前にその病気が発症したそうだ。
筋肉がだんだん衰えていき、最後は心臓の筋肉も衰えてしまう病気だと言っていた。
心臓は筋肉そのものだから筋肉が衰えたら当然動かなくなってしまう。
通常3年~5年で心臓まで衰え始めると医者には言われたらしい。
怖いって言っていた。
諦めモードの本人に僕は慰めの言葉はかけたくはなかった。
同情などは皆がしてるし、また同情なんて本当に心配なんかしていない。
だから逆を選んだ。
何を甘えた事を言ってんだ?
また歩きたいだろ?遊びたいだろっ!
だったら諦めるな!!
良いか!人間の体は医者がなんと言おうと科学や医学では解明出来ない不思議な事が起こる事が稀にあるんだ!と言った。
これは無責任な言葉ではなく、実際に僕の知り合いや友人に癌の末期だった人が癌が消えてしまったりしている人がいる。
その友人に話を聞くと、絶対に治ってやると思って諦めなかったって言っている。
何が一番悪いのか?
やはりもう駄目だという諦めが一番良くないと言っていた。
僕も透析を受けているけど、少し不思議な状況が起こっているし。
通常透析を受けると、水分制限と食べ物の制限があるのだけど、僕はそのどちらも無い状況。
水分はオシッコが出ている人は制限が無い方はいるみたいですが、生野菜や果物の制限は殆どの人がある。
これは、野菜や果物の中にある成分のカリウムを腎臓の悪い人は排出が出来ないで身体の中に溜まってしまい、心臓を止めてしまうので厳しく制限をされます。
僕はいくら野菜を食べても果物を食べてもカリウムが上がらないので制限しなくて良いと言われてます。
僕は夢と希望を持って生きていけば必ず良い事があると久しぶりにあったその人に言いました。
諦めたら何もないけど、夢や希望を持っていけば奇跡が起こるかもだし、諦めないで頑張っている人にしか奇跡は起こらないと思っています。
いつのまにかその人に笑顔が戻っていました。
豪快に笑っていました。
オレ、頑張るよ、また皆で集まったあの場所で会いたいからと言ってたので、じゃあそこで会おうと言って帰ってきました。
どんな時もどんな人も忘れないで欲しいです。
人生は計算式では無い、いつどんな事が起こるか分からないけど諦めたらそこで全てが終わる。
諦めないという力が奇跡を招いてくれると僕は信じたい。

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