2010年9月18日土曜日

人と人

明後日僕の会社で誕生日を向える社員がいる。
僕はどんなに社員が増えても、会社がどんなに大きくなっても、人の誕生日は大事にしたいと思っている。
その人が生まれた日、その人が生まれて来なければ出会う事は出来なかった大事な日です。
だから、ささやかでも必ずお祝いをする事にしてます。
お祝いの仕方は僕が貧乏だった頃から変わっていませんが、僕がケーキを焼きます。
毎年、何度も作るので人からはプロ並みでこのケーキ売った方が良いのではとか言われてます(笑
僕はゴマすりだと思っていますが(笑
そして、明後日誕生日を向える社員のいる部署ではBBQが出来るスペースがあるので今年最後のBBQでもやろうかと思っている所です。
昔、誕生日をやってあげた社員で泣き出してしまう人がいました。
僕は何か悪い事をしたのかなって思って話を聞きました。
生まれてから一度も誕生日をしてもらった事がなかったそうです。
その家庭では信仰をしていてその信仰の祝い事の日に祝うだけで後はクリスマス、や初詣など子供が喜ぶようなイベントは全部ご法度だったそうです。
うーん。
信仰、僕も信仰者ですのでそのものに対しては否定はしません。
まあ、クリスマスはキリスト教からきたものなので何かの信仰をしている人はクリスマスはしないっていう方も多いみたいですが、誕生日をお祝いしないのは如何なものかな~?って思うんです。
親として誕生日を祝ってあげる事ってその子が成長していく事を祝うのもあると思うのですが、生まれてきてくれてありがとうっていう子供に感謝する日でもあると思うのです。
その泣き出した社員は大変な喜びようであまりにも嬉しくて涙が出てきてしまったそうです。
自分は歓迎して生まれてきたのではないのではなかろうか?と思ってしまっていたそうです。
それ以来僕は大切な方、社員や家族の誕生日を必ずお祝いをする事にしています。
僕は今36歳になります。
もう二度と36歳は来ません。
その年、その年の誕生日くらい楽しい日にしてあげたい。
ほんの少しハッピーな気持ちにしてあげたい。
人としてこの世に生を受けた以上、この世に必要な無い人などいないのだから。

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